新年1/2(土)の2016年初売りとともに、お正月限定「福袋」を全店で販売いたします。
日頃の感謝と年始のご挨拶を兼ねまして沢山のお煎餅をお詰めした「福袋」は、毎年この時期だけの大変お得な数量限定商品となっております。
また本店2Fお茶席では1月2日(土)から4日(月)までの3日間、ご利用のお客様に甘酒を1杯無料でご提供いたします。
前回に引き続き甘酒には宮坂醸造様の「真澄」酒粕を使用して、シンプルでやさしいお味に仕上げました。
ぜひご賞味ください。
本年は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
「福袋」¥1,080(税込)
販売期間:2016年1月2日(土)(※一部店舗では1月1日)~なくなり次第終了
販売場所:銀座本店および各店舗
「新春甘酒サービス」
実施期間:2016年1月2日(土)~4日(月)
実施場所:本店お茶席
※年末年始は営業時間が通常と異なります。詳しくは コチラをご覧ください。
※「福袋」・「甘酒」ともに数量に限りがございますのでお品切れの際はご容赦願います。
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「福袋」と「新春甘酒サービス」のご案内
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【松屋銀座】追悼 池田重子 コレクション 日本のおしゃれ展 1/18(金)まで
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【松屋銀座】銀座「和のあそび展」~人気の和ものが銀座に集まる5日間~
銀座「和のあそび展」
~人気の和ものが銀座に集まる5日間~
8階 イベントスクエア
2016年1月12日(火)-1月16日(土)<最終日17:30閉場>
おしゃれで小粋なきもの&小物が多彩に勢ぞろい!
出店一覧
Atelier華e(銀製かんざし)
石黒香舗(にほひ袋)
内田染色(江戸小紋)
衿秀(和装小物)
表参道くるり(きもの&小物)
キモノ仙臺屋(和装小物)
きもの なかむら(リサイクルきもの)
kosode(きもの&小物)
早比楽前結び(和装小物)
山清堂(帯留)
月之(創作バッグ)
月日荘(きもの&小物)
藤岡組紐店(帯〆)
ベッ甲イソガイ(べっ甲細工)
marusawa(ショール)
最旦館ケイコ(リサイクルきもの)
モダン着物小物梅屋(きもの&小物)
悠興游古(リサイクルきもの)
遊絲舎(藤布)
四谷三栄(履物)
和遊房(和装小物)

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安達 辰彦×高嶋 ちさ子
銀座を象徴するシンボル、和光の歴史と時計塔
- 高嶋さん
- 和光さんの歴史についてお聞かせください。
- 安達さん
- 明治14年(1881年)に創業した服部時計店の小売部門を継承して、昭和22年(1947年)に株式会社 和光が設立され、銀座5丁目で営業が始まりました。当時は、4丁目の時計塔の建物がP.X.(POST EXCHANGE)として接収されていたんですね。それが解除された昭和27年(1952年)に、現在の和光本館での営業を開始しました。
- 高嶋さん
- 今や、和光さんというと銀座のランドマークとして有名ですが、時計塔はいつ建てられたものですか?
- 安達さん
- 現在の時計塔は二代目で、竣工したのは昭和7年(1932年)ですね。設計は、東京国立博物館本館や日本劇場を建てた渡辺仁さんによるものです。東西南北の4面すべてに文字盤が配されています。

和光本館


和光本館1階
世界的にも有名なウインドウディスプレイに込められた想い
- 高嶋さん
- 和光さんといえば、時計塔もですが、ウインドウディスプレイも有名ですね。私は3か月に1度、王子ホールでコンサートを行っていて、自分で車を運転して会場に向かうんですが、和光さんのウインドウディスプレイを見たあたりから、心拍数が上がりますね(笑)。「コンサートが近づいてくるーー!」と一気に緊張してきます。
- 安達さん
- たしかに、王子ホールと近いですよね(笑)。
- 高嶋さん
- もちろん、普段は楽しみに拝見させていただいているんですよ。ディスプレイは年に何回くらい模様替えされるんですか?
- 安達さん
- 年に10回くらいですね。基本的にシーズンに合わせたディスプレイをしておりますが、東京マラソンがあるときは、特別ディスプレイをしておりまして、東京マラソンのオフィシャルタイマーであるセイコーのタイマーがショーウインドウに表示されるようになります。
- 高嶋さん
- 社内で企画されているんですか?
- 安達さん
- はい。デザイン企画部ということころがありまして、8人くらいのチームで指揮をとっています。和光の歴史でも、このウインドウディスプレイはとても大切な部分ですね。
- 高嶋さん
- どのような役割りを担っているのですか?
- 安達さん
- あえて直接的に商品の販売促進につながるディスプレイではなく、世の中に和光が打ち出したいアイデアやテーマを銀座の街に発信しております。根底にあるのは、銀座に来られる全てのお客様をおもてなししようという想いです。

ウインドウディスプレイ「灯」

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ワインメーカーズディナー『GINZA GRAND HOTEL ☓ TAKIZAWA WINERY』開催!
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、銀座グランドホテル(東京都中央区、総支配人:神宮務)は、2月26日(金)、「NORTHERN TERRACE DINER TOKYO(ノーザンテラスダイナー トウキョウ)」の地下1階レストランにて、北海道三笠市に広がる「滝沢ワイナリー」のワインと北海道食材を活かしたカジュアルスタイルの「東京フレンチ」を存分にお楽しみいただけるイベント、「ワインメーカーズディナー」を開催いたします。
「滝沢ワイナリー」は、北海道の荒れた土地を開墾して葡萄を栽培し、大自然が育てた天然酵母で発酵させる自然派ワインにこだわったワイナリーです。
オーナーの滝沢信夫氏をお招きし、生産者ならではの貴重なお話を伺いながら一般ではなかなか手に入らない特別なワインをお召し上がりいただきます。
お食事は、当ホテルのシェフ海老原威郎が5種類のワインとのマリアージュをお楽しみいただける、北海道食材を活かしたオリジナルコースメニューをご用意いたします。
お肉料理のパートナーには、スペシャルワインとして「ピノ・ノワールプレミアム 2014」が登場し、「ピノ・ノワール 2014」と「ピノ・ノワールプレミアム 2014」の飲み比べもお楽しみいただけます。
完全予約制で限定30名さまとなります、この特別な機会を是非ご利用ください。
詳細はこちら↓↓↓
http://www.ginzagrand.com/event/winemaker_dinner.html
銀座グランドホテル
ノーザンテラスダイナー トウキョウ
申込み&お問い合わせはTEL:03-3574-9355
「滝沢ワイナリー」は、北海道の荒れた土地を開墾して葡萄を栽培し、大自然が育てた天然酵母で発酵させる自然派ワインにこだわったワイナリーです。
オーナーの滝沢信夫氏をお招きし、生産者ならではの貴重なお話を伺いながら一般ではなかなか手に入らない特別なワインをお召し上がりいただきます。
お食事は、当ホテルのシェフ海老原威郎が5種類のワインとのマリアージュをお楽しみいただける、北海道食材を活かしたオリジナルコースメニューをご用意いたします。
お肉料理のパートナーには、スペシャルワインとして「ピノ・ノワールプレミアム 2014」が登場し、「ピノ・ノワール 2014」と「ピノ・ノワールプレミアム 2014」の飲み比べもお楽しみいただけます。
完全予約制で限定30名さまとなります、この特別な機会を是非ご利用ください。


詳細はこちら↓↓↓
http://www.ginzagrand.com/event/winemaker_dinner.html
銀座グランドホテル
ノーザンテラスダイナー トウキョウ
申込み&お問い合わせはTEL:03-3574-9355
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【松屋銀座】第31回 東京私立小学校児童作品展 ほら、できたよ -喜びを色と形に-
第31回 東京私立小学校児童作品展 ほら、できたよ -喜びを色と形に-
2016年1月27日(水)-2月1日(月)
8階イベントスクエア
<最終日17:00閉場・入場は閉場の30分前まで>
東京私立小学校の児童による作品展です。
自由な雰囲気のなかで、子どもたちの表現する喜びが色と形に託されて、のびのびとしたすてきな造形作品が生まれました。
子どもたちがそれぞれに思いを込めた作品を、童心にかえってお楽しみください。
◆入場料 無料
◆参加校(25校)五十音順
小野学園小学校
学習院初等科
川村小学校
国立音楽大学附属小学校
国立学園小学校
慶應義塾幼稚舎
昭和女子大学附属昭和小学校
菅生学園初等学校
聖学院小学校
聖ドミニコ学園小学校
清明学園初等学校
帝京大学小学校
田園調布雙葉小学校
東京創価小学校
東京都市大学付属小学校
東洋英和女学院小学部
トキワ松学園小学校
新渡戸文化小学校
日本女子大学附属豊明小学校
雙葉小学校
宝仙学園小学校
明星小学校
目黒星美学園小学校
立教小学校
和光小学校

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[銀座松崎煎餅]バレンタイン三味胴のご紹介
1月16日(土)より、各店にて「バレンタイン三味胴」の販売を開始いたしました。
キュートな絵柄が5枚入った詰め合わせで、贈り物やお手土産にもぴったりの商品となっております。
数に限りがございますので、ぜひお早めにお買い求めください。
「バレンタイン三味胴」 5枚入¥810(税込)
販売店舗:銀座本店および各店舗
賞味期限:製造日より80日
販売期間:販売中~なくなり次第終了(2月14日まで)
※詳細な取扱状況については各店舗へお問合せ願います。
=松崎煎餅HP=

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【サンモトヤマ銀座本店】フェデリーコ・ブチェラッティ ~ルネサンス芸術の美が宿るイタリアンジュエリー~

自身の名を冠した「フェデリーコ・ブチェラッティ」は、”金細工の魔術師”と謳われた彼の父マリオ・ブチェラッティが1919年創業したジュエラーの技を継承する宝飾師たちの手によって生み出されるオンリーワンジュエリーです。
代表的なレース透かし模様の”スフォラータ”に見られるように、芸術的で気品があり、しかも日常でも楽しめるのも魅力です。現在はフェデリーコ・ブチェラッティ(~1990)の長男ロレンツォがブランドを継承しています。
この珠玉の美しさをサンモトヤマで初めて披露いたしますのでぜひご来店ください。
フェデリーコ・ブチェラッティ
~ルネサンス芸術の美が宿るイタリアンジュエリー~
2月4日(木)~9日(火)
11:00am~7:00pm(日曜日は6:00pmまで)
サンモトヤマ銀座本店2F
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思い出のオリンピック
前回、銀座・伊東屋12階のカフェでエッグスベネディクトを食べているとき、かつてすぐ隣にあった洋食レストラン・オリンピックのことを思い出した。いまティファニーのビルになっているところにあったオリンピックは、僕の銀座のほんとうに初めのころの記憶に刻まれている。母に連れられて銀座のデパートなどに買い物に来たとき、ここか数寄屋橋の不二家かで、ごちそうを食べさせてもらった。オリンピックのメニューでとりわけ気に入っていたのは、マカロニグラタン。確か店の片隅に大きなオーブン(母は日本式に“天火(てんぴ)”と呼んでいた)があって、そこで焼きあげられたアツアツのグラタンが運ばれてくる。皿の端っこで手をヤケドしないよう気をつけながら、ハフハフ息を吹きかけて味わった焦げ皮のところの味が忘れられない。
僕が初めて連れていってもらったのは幼稚園児のころだと思うから、昭和でいうと35年か36年……。以前CS放送でやっているのを録画した吉永小百合のデビューまもないころの映画『美しき抵抗』(昭和35年)の1シーンに、オリンピックとおぼしき店が登場する。吉永ではなく、彼女の姉役の香月美奈子がフィアンセの男と食事をする場面、南洋樹の鉢植えを置いた装飾といい、2階の窓越しに見える対面の明治屋といい、ほぼオリンピックと見てまちがいないだろう。残念ながら、別の角度のカットはないので、天火などを確認することはできないが、彼らはフォークを使ってステーキのようなものを食べている。うーん、ここでマカロニグラタンを食べてほしかった……。
しかし、銀座がテーマの随筆を読むと、オリンピックのビーフステーキは評判料理だったようだ。たとえば、池部良さんのエッセイ集『江戸っ子の倅』のなかには「ビステキ」と題して、幼いころにおやじさんが家族一同引き連れて、オリンピックにビーフステーキを食べにいく話がある。ビフテキではなく、ビステキとカン違いしてウェイターに正される、おやじさんの様子がコミカルに描かれている。「昭和3年か4年……」の話と書かれているが、オリンピックの開店は昭和3年というから、まさにオープン早々の時期に池部さんは連れていってもらったのだ。そして、あの永井荷風の日記『断腸亭日乗』にも、昭和5年あたりからオリンピックで食事した旨が見受けられる。昭和7年3月25日の日記にユニークな店内観察描写がある。
「黄昏銀座於倫比克(オリンピク)洋食店に飰(はん)す。この店3、4年前開業してより今日に至るまで、連日食事の時刻には空席なきほどの盛況なり。主人は多年米国沙市にて飲食店を営みゐたるものの由。客は男女事務員店員学生等にて、東京の言葉をつかふ者は甚(はなはだ)少く、また行儀作法を知るもの殆なし。我国文化の程度はこの店の客の食事する様を見てもその一斑を窺ふに足るべし」
上から目線な感じが荷風らしいが、とくにこの昭和7年から8年ごろはハマっていたようで、しばしば店の名が登場する。ただし、具体的な料理名の表記はあまりない。
米国沙市……と漢字があてられているが、アメリカのシアトルで修業をした3人の青年によって、店は立ちあげられたという。オリンピックの店名、僕はてっきりスポーツのオリンピックがネタ元(昭和3年はアムステルダム大会)と思っていたのだが、正解はシアトルの山の名前らしい。
「いつもオリンピアという山を見ては、故郷を偲び、困苦に耐えることを誓ったことから、新しい店の名をオリンピックとしました」
「銀座百点」の昭和45年5月号に当時の関係者の取材記事がある。ちなみに、この記事に添えられた店内写真は、先の映画のころの装飾とほぼ同じだ。荷風がひいきにしていた戦前の店は2階建てだったが、僕がなじんだ戦後は8階建てのビルになって、「1階がフルーツ・パーラー、2階がレストラン、3階が宴会場」とこの45年の紹介記事にある。
僕が初めて連れていってもらったのは幼稚園児のころだと思うから、昭和でいうと35年か36年……。以前CS放送でやっているのを録画した吉永小百合のデビューまもないころの映画『美しき抵抗』(昭和35年)の1シーンに、オリンピックとおぼしき店が登場する。吉永ではなく、彼女の姉役の香月美奈子がフィアンセの男と食事をする場面、南洋樹の鉢植えを置いた装飾といい、2階の窓越しに見える対面の明治屋といい、ほぼオリンピックと見てまちがいないだろう。残念ながら、別の角度のカットはないので、天火などを確認することはできないが、彼らはフォークを使ってステーキのようなものを食べている。うーん、ここでマカロニグラタンを食べてほしかった……。
しかし、銀座がテーマの随筆を読むと、オリンピックのビーフステーキは評判料理だったようだ。たとえば、池部良さんのエッセイ集『江戸っ子の倅』のなかには「ビステキ」と題して、幼いころにおやじさんが家族一同引き連れて、オリンピックにビーフステーキを食べにいく話がある。ビフテキではなく、ビステキとカン違いしてウェイターに正される、おやじさんの様子がコミカルに描かれている。「昭和3年か4年……」の話と書かれているが、オリンピックの開店は昭和3年というから、まさにオープン早々の時期に池部さんは連れていってもらったのだ。そして、あの永井荷風の日記『断腸亭日乗』にも、昭和5年あたりからオリンピックで食事した旨が見受けられる。昭和7年3月25日の日記にユニークな店内観察描写がある。
「黄昏銀座於倫比克(オリンピク)洋食店に飰(はん)す。この店3、4年前開業してより今日に至るまで、連日食事の時刻には空席なきほどの盛況なり。主人は多年米国沙市にて飲食店を営みゐたるものの由。客は男女事務員店員学生等にて、東京の言葉をつかふ者は甚(はなはだ)少く、また行儀作法を知るもの殆なし。我国文化の程度はこの店の客の食事する様を見てもその一斑を窺ふに足るべし」
上から目線な感じが荷風らしいが、とくにこの昭和7年から8年ごろはハマっていたようで、しばしば店の名が登場する。ただし、具体的な料理名の表記はあまりない。
米国沙市……と漢字があてられているが、アメリカのシアトルで修業をした3人の青年によって、店は立ちあげられたという。オリンピックの店名、僕はてっきりスポーツのオリンピックがネタ元(昭和3年はアムステルダム大会)と思っていたのだが、正解はシアトルの山の名前らしい。
「いつもオリンピアという山を見ては、故郷を偲び、困苦に耐えることを誓ったことから、新しい店の名をオリンピックとしました」
「銀座百点」の昭和45年5月号に当時の関係者の取材記事がある。ちなみに、この記事に添えられた店内写真は、先の映画のころの装飾とほぼ同じだ。荷風がひいきにしていた戦前の店は2階建てだったが、僕がなじんだ戦後は8階建てのビルになって、「1階がフルーツ・パーラー、2階がレストラン、3階が宴会場」とこの45年の紹介記事にある。

「銀座百点」昭和45年5月号
「銀座百点」のバック・ナンバー、残念ながら僕の幼年期の昭和30年代の号にオリンピックの関連記事は見つからなかったが、ちょっとあとの昭和53年の店紹介に興味深いメニューを発見した。お薦め料理として“オリエンタル・ライス”というのが挙げられている。
「オリジナルのオリエンタル・ライス、炒めご飯に特別の具をのせ、ホワイトソースをかけてオーブンに入れるのですが、ドリアとは一味違ったものです」
オリエンタル・ライス……なにか聞きおぼえがある。さらに、昭和59年の記事にオリエンタル・ライスを受けて、「創業のころ工夫された料理も、いまだ健在で、人気を博している」と解説されているから、このメニュー、僕の幼年期に存在していたと見ていいだろう。ハフハフしながら焦げ皮を味わったのは、もしやコレかもしれない。写真が載っていないのが悔やまれる。
「オリジナルのオリエンタル・ライス、炒めご飯に特別の具をのせ、ホワイトソースをかけてオーブンに入れるのですが、ドリアとは一味違ったものです」
オリエンタル・ライス……なにか聞きおぼえがある。さらに、昭和59年の記事にオリエンタル・ライスを受けて、「創業のころ工夫された料理も、いまだ健在で、人気を博している」と解説されているから、このメニュー、僕の幼年期に存在していたと見ていいだろう。ハフハフしながら焦げ皮を味わったのは、もしやコレかもしれない。写真が載っていないのが悔やまれる。

「銀座百点」昭和53年9月号
ところで、昭和59年(1984年)というと、僕はもう社会人。築地の会社に勤めていたころにランチを食べた記憶があるが、やがてサンリオのギャラリーに変わった。そのオープンが89年夏というから、つまり、ほぼ昭和の終わりまで営業していた、と推測できる。
そして、あえて後回しにしたのだが、オリンピックの思い出のなかに、ミルキーに似た乳菓の記憶がある。まだ少年マンガ誌を読み始める以前、「こばと」という幼児向け月刊誌を取ってもらっていた(当時、定期購読することを“取る”とよくいった)。そこに『こりすのぽっこちゃん』というリスの女のコが活躍する人気マンガが載っていて、熱中していた。その「ぽっこちゃん」キャラのミルクキャンディがオリンピックから発売されていたのだ。マンガの横に広告が載っていたのをおぼえているから、オリンピックは食事というより、このお菓子目当てに連れていってもらったのかもしれない。確か、銀座通りの店前にできた“銀座発祥の碑”の脇で、菓子を手にした女の子がポーズを取っているような広告だったはずだ。
さすがに商品名までは忘れてしまっていたが、先日訪ねた早稲田の「現代マンガ図書館」に入っていた「こばと幼稚園」(「こばと」を改名・集英社)昭和38年10月号に懸案の広告を見つけた。
「ママ リスミーかってきた」とキャッチコピーがあって、女の子が自転車のカゴに菓子を載せて走る写真が載っている。写真は僕の記憶と違うが、年代がちょっとあとのせいだろう。<オリンピック製菓株式会社>と記して、銀座2丁目の店の住所がある。そうか、リスミーといったのか。それにしても、ヒモつきの赤箱のデザインからしてミルキーそっくりだ。同じ銀座(不二家)で……あの時代は奔放だったんですねぇ。
リスミーはともかく、2020年を前に、オリンピックのレストラン、どこか復活してくれないかなぁ。
そして、あえて後回しにしたのだが、オリンピックの思い出のなかに、ミルキーに似た乳菓の記憶がある。まだ少年マンガ誌を読み始める以前、「こばと」という幼児向け月刊誌を取ってもらっていた(当時、定期購読することを“取る”とよくいった)。そこに『こりすのぽっこちゃん』というリスの女のコが活躍する人気マンガが載っていて、熱中していた。その「ぽっこちゃん」キャラのミルクキャンディがオリンピックから発売されていたのだ。マンガの横に広告が載っていたのをおぼえているから、オリンピックは食事というより、このお菓子目当てに連れていってもらったのかもしれない。確か、銀座通りの店前にできた“銀座発祥の碑”の脇で、菓子を手にした女の子がポーズを取っているような広告だったはずだ。
さすがに商品名までは忘れてしまっていたが、先日訪ねた早稲田の「現代マンガ図書館」に入っていた「こばと幼稚園」(「こばと」を改名・集英社)昭和38年10月号に懸案の広告を見つけた。
「ママ リスミーかってきた」とキャッチコピーがあって、女の子が自転車のカゴに菓子を載せて走る写真が載っている。写真は僕の記憶と違うが、年代がちょっとあとのせいだろう。<オリンピック製菓株式会社>と記して、銀座2丁目の店の住所がある。そうか、リスミーといったのか。それにしても、ヒモつきの赤箱のデザインからしてミルキーそっくりだ。同じ銀座(不二家)で……あの時代は奔放だったんですねぇ。
リスミーはともかく、2020年を前に、オリンピックのレストラン、どこか復活してくれないかなぁ。

「こばと幼稚園」昭和38年10月号(明治大学現代マンガ図書館所蔵)
「銀座百点」誌面では、毎月の「銀ぶら百年」取材時に泉さんが買った・見つけたものについてのミニコラムを連載中です。
ぜひ、あわせてお読みください。「銀座百点」は、会員店の店頭で無料で配布。
また、毎月郵送でお届けする定期購読も受け付けています。
詳細はウェブサイトまで http://www.hyakuten.or.jp/
ぜひ、あわせてお読みください。「銀座百点」は、会員店の店頭で無料で配布。
また、毎月郵送でお届けする定期購読も受け付けています。
詳細はウェブサイトまで http://www.hyakuten.or.jp/

泉 麻人 いずみ あさと
1956(昭和31)年、東京生まれ
慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。「週刊TVガイド」編集のかたわら、「スタジオ・ボイス」「ポパイ」などに寄稿し、 1984年よりフリーのコラムニスト・作家として活動し、『東京23区物語』など東京をテーマにした作品を多数発表。近刊は『還暦シェアハウス』。
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「金沢の港町・大野の作り手」展

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【松屋銀座】2.14 St.Valentine’s Day
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東京フレンチ「バレンタインディナー」を開催! バレンタインは、ゆったりと上質な“銀座時間”を
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、銀座グランドホテル(東京都中央区、総支配人:神宮務)は、レストラン「NORTHERN TERRACE DINER TOKYO(ノーザンテラスダイナー トウキョウ)」地下1階にて、2016年2月8日(月)~14日(日)までの間、「バレンタインディナー」を実施いたします。
銀座グランドホテルの「バレンタインディナー」では、特別な方と過ごすロマンティックなひとときを、パリ星獲得レストランで腕を磨いた海老原シェフをはじめ、ソムリエ、パティシエたちが特別な思いを込めておもてなしいたします。素敵な夜にふたりの絆をより強めるような、ホテルレストランならではの特別なスペシャルディナーコースをご用意しております。心おどるバレンタインデー、ノーザンテラスダイナー トウキョウで、大切な人とゆったりと上質な“銀座時間”をお過ごしください。
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※写真はイメージです。
詳細はこちら↓↓↓
http://www.ginzagrand.com/restaurant/valentine_dinner.html
銀座グランドホテル
ノーザンテラスダイナー トウキョウ
申込み&お問い合わせはTEL:03-3574-9355
銀座グランドホテルの「バレンタインディナー」では、特別な方と過ごすロマンティックなひとときを、パリ星獲得レストランで腕を磨いた海老原シェフをはじめ、ソムリエ、パティシエたちが特別な思いを込めておもてなしいたします。素敵な夜にふたりの絆をより強めるような、ホテルレストランならではの特別なスペシャルディナーコースをご用意しております。心おどるバレンタインデー、ノーザンテラスダイナー トウキョウで、大切な人とゆったりと上質な“銀座時間”をお過ごしください。


※写真はイメージです。
詳細はこちら↓↓↓
http://www.ginzagrand.com/restaurant/valentine_dinner.html
銀座グランドホテル
ノーザンテラスダイナー トウキョウ
申込み&お問い合わせはTEL:03-3574-9355
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[銀座松崎煎餅]ざらめ(梅味)のご紹介
2/1(日)より、「ざらめ(梅味)」の販売開始いたしました。
ざらめの甘味と梅の酸味が絶妙に合わさった大変人気のあるお煎餅です。
観梅のお供に是非いかがでしょうか。
期間限定品となりますので、この機会に是非ご賞味くださいませ。
「ざらめ(梅味)」¥540(税込)
販売場所:銀座本店および各店舗(三越銀座店を除く)
販売期間:2/1 ~ なくなり次第終了
※数量に限りがございます。売り切れの際はご容赦ください。
※詳しい取扱い状況につきましては各店舗へお問合せください。
オンラインショップでのご購入はコチラ

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企画展:江戸から東京へ 【ぎゃらりい秋華洞】
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【サンモトヤマ銀座本店】ファーとスカーフのアップサイクリング

この度、恒例のファーリメイクと、昨年ご好評をいただきましたスカーフのアップサイクリングを今年も企画いたしました。
お手持ちのスカーフとイタリア製最高級カシミヤ・シルクのニット(カラー:ネイビーorオフホワイト)を組み合わせて素敵なカーディガンにリメイクいたします。
また、お手持ちのファー、スカーフで作る小物のオーダーも承ります。
是非お立ち寄りくださいませ。
◆ファーとスカーフのアップサイクリング
2月18日(木)~24日(水)
11:00am~7:00pm(日曜日は6:00pmまで)
サンモトヤマ 銀座本店2F
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おかげさまで創業70周年を迎えました
終戦の翌年、昭和21年に創業しました当社も、おかげさまで創業70周年を迎えることができました。
皆様への感謝の気持ちで、様々な企画を考えております。
第一弾として、3月14日(月)~19日(土)開催されます「2016 春夏展示会」の期間中、スカートをオーダーされるお客様は、当店オリジナルスカートと同じ価格にさせて頂きます。 まだオーダーされたことがない方も、この機会にオーダーの着易さを体験されては如何でしょうか。 スタッフ一同、皆様のご来店をお待ち申し上げております。
第一弾として、3月14日(月)~19日(土)開催されます「2016 春夏展示会」の期間中、スカートをオーダーされるお客様は、当店オリジナルスカートと同じ価格にさせて頂きます。 まだオーダーされたことがない方も、この機会にオーダーの着易さを体験されては如何でしょうか。 スタッフ一同、皆様のご来店をお待ち申し上げております。
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【サンモトヤマ銀座本店】LOOMバッグ ご予約・販売会

本年3月11日は、未曾有の大震災が東日本を襲ってから5年目となります。この災害から程なく一般社団法人LOOM NIPPONが大きな被災地のひとつである宮城県南三陸町の支援活動を始め、サンモトヤマはその活動に賛同して参りました。
①SAKURAプロジェクト
20年をかけ寄付による3,000本の桜を植え東北隋一の桜の名所にして日本全国から観光客を迎えることを目指しています。サンモトヤマは毎年5月に現地で行われる植樹祭に参加して桜の苗木を植えております。寄付された桜は現在1349本になりました。
②LOOM BAGプロジェクト
LOOM とは”Love Of Our Motherland”の略で、私たちが郷土を愛する心を合わせ、大きな被害を受けた方々を支援したいという思いが込められています。 ファッションに欠かせないバッグを南三陸町の地場産業振興の足がかりとして企画し販売するというもので、収益金の一部は桜の植樹に当てられています。 サンモトヤマはLOOMバッグの企画に参画し、販売を一貫して担ってきました。皆様のご支援のおかげで、現地の生産工場アストロテックは仕事が順調に増え、スタッフの雇用促進も年々加速しております。
節目の年を迎え、多くの応援をくださいました皆様に改めて心よりお礼を申しあげます。サンモトヤマではこの5年間のご報告も兼ね、感謝を込めて、LOOMバッグの「ALTAIR/アルタイル(彦星)」と「VEGA/ベガ(織姫)」シリーズの新作をご披露すると共に、これまで発表されたバッグも一堂に集めて、ご予約・販売会を行います。どうぞお誘いあわせてお出かけくださいますようお待ち申し上げます。
◆LOOMバッグ ご予約・販売会
2月18日(木)~29日(月)
11:00am~7:00pm(日曜日は6:00pmまで)
サンモトヤマ 銀座本店2F
写真:バッグ 左/¥51,840 右/¥56,160
LOOMバッグ新作のご紹介はこちら
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山野 政彦×高嶋 ちさ子
世界が注目する銀座で邁進。日本の未来を担う老舗楽器店。
- 高嶋さん
- 山野楽器さんにはいつもお世話になっております。8歳の息子がトランペットを習い初めまして、先日山野楽器さんで一式揃えました。スタッフの方がすごく丁寧にセットしてくださって、教本まで全部アドバイスしてくださって。
- 山野さん
- それは社を代表してお礼を申し上げます。
- 高嶋さん
- では、山野楽器さんの歴史を教えてください。
- 山野さん
- もともとは、1892(明治25)年創業のオルガンとピアノの製造、販売を行う松本楽器という会社でした。その17年後の1909(明治42)年に、経営危機をなんとか脱してほしいと、うちの曽祖父が経営を任されたのが始まり。1915(大正4)年に、山野楽器店を設立しました。
- 高嶋さん
- 現在、山野さんは何代目なんですか?
- 山野さん
- 4代目です。生まれたときから山野楽器の4代目として道を進めと言われてきました。実際音楽業界は儲かる商売ではないんですが、責任感もありますし、辞めるわけにはいかないですね(笑)。銀座という世界が注目する場所だからこそ、日本の音楽業界を背負う気持ちで、日々邁進しています。
- 高嶋さん
- ネットでの楽曲ダウンロードなども近ごろは盛んですが、楽譜などは手に取って中を見ないと買えないですからね。新しい情報も店員さんとのやり取りで得られるし、山野楽器さんのような店舗があることはとても大事なことだと思います。

銀座山野楽器 本店


本店 店内
趣味で楽器を演奏する人を一人でも増やしていくのが夢。
- 高嶋さん
- 音楽教室に力を注がれているとか?
- 山野さん
- ええ、そうなんです。教室は全国に47校あり、生徒数は約2万5000人です。「音楽普及を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、“日本にひとりでも楽器を演奏する人を増やす”というのが僕の夢なんです。
- 高嶋さん
- 私と一緒じゃないですか! すばらしい! 私も兼ねてから趣味でやってもらえるような音楽学校を開きたいと思っているんですよ。
- 山野さん
- 将来的に諸外国の人々から日本人はみんな何か楽器をやっているねと言われるようになったら、すごく強みになると思うんです。音楽は文化としてとても大事なものですし、日本国民全員が英語を話せるよりも尊敬されると思います。
- 高嶋さん
- 具体的にはどんなお教室なんですか?
- 山野さん
- 生徒さまは大人の方がメインです。サロンやラウンジなどをご用意していますので、お飲物を飲みながらゆったり過ごしていただきたいと思っています。弦楽器、管楽器、ピアノ、ギターやドラムなど、コースもいろいろご用意していますので余暇の楽しみとして、挑戦していただきたいですね。
- 高嶋さん
- 私も1教室ぐらい任せてもらいたいです! あ、でも厳しすぎてみんな辞めちゃうかも(笑)。
- 山野さん
- そんなことないですよ。きっと生徒さまが殺到すると思います。いつかコラボレーションできるといいですね。


音楽教室 ラウンジ
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【松屋銀座】ビートたけしのアートが100点!アートたけし展 2/25(木)-3/7(月)
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[銀座松崎煎餅]ひなまつり三味胴のご紹介
ただいま各店舗にて、季節限定「ひなまつり三味胴」と「ひなあられ」を販売しております。
お子様の健やかなご成長をお祝いする大切な席や、お手土産にもぴったりなお品となっております。
数に限りがございますので、近くへお越しの際はぜひお買い求めください。
「ひなまつり三味胴」¥810(税込/5枚入)
「ひなあられ」¥378(税込)
販売期間:販売中~2016年3月3日(木)
販売店舗:銀座本店および各店舗
※写真は「ひなまつり三味胴」です。
※お取扱い状況の詳細は各店までお問合せ願います。
松崎煎餅公式HP

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